イノシチ旅に出る自薦文 モス編

イノシチの作画担当のモスです!
作画担当ですが、イノシチのデザインは文章担当の宮本小鳩さんの下書きが元になっています。
小説の文章なども宮本小鳩さんが書いています。
なのでイノシチは、ほぼ宮本小鳩さんの作品であると言えます。
何卒宜しくお願い致します!

そんなイノシチの現時点での本丸とも言えるのが小説「イノシチ 旅に出る」です。
イノシチ 旅に出る」は元になる最初のお話「イノシチ」の続編ですが、12年振りの新作という事で、時間も経っているので本作から読み始める方にも読みやすいように作られています。
A5サイズ、170ページ以上、挿絵は12点くらい、座談会風のあとがきや番外編もあり読み応え十分、あんしんBOOTHパック ネコポス(¥ 370)で発送されるため
ご購入頂いた方のお名前や住所は当方に一切知らされる事はありませんので、安心してご購入頂けます。

イノシチ 旅に出る
https://inoshichi.booth.pm/items/2547258

今回はそんな「イノシチ 旅に出る」の魅力について語らせて頂きます。

「イノシチ 旅に出る」の魅力1:2007年の亥年に雑な企画から生まれた作品が15年以上も続いている

2007年、年賀状のために作られたのがイノシチです。亥年にイノシシの絵を描くついでに、せっかくだから絵本のキャラクターとして作りこんでみよう.. 7匹のイノシシだからイノシチか.. 主人公の名前がイノシチだったら面白いかな? スシローの前を通った際に、シシゾーというのはどうだろう? など、少しづつキャラクターの見た目や名前、性格や設定などを詰めてゆき、物語のクライマックスシーンとして1枚の絵を描いてそれを年賀状としました。
その後、WEBサイトで連載を続け、完成したのが小説「イノシチ」.. その後、ミニ絵本や詩集、スピンオフ作品などを挟みつつ、12年目の亥年を期に改めてリブートした姿が今のイノシチで、小説「イノシチ 旅に出る」です。

「イノシチ 旅に出る」の魅力2:登場キャラクターの性格に血が通っている

きっかけは2007年の年賀状のイラストですが、その後も、この場面でこのキャラクターならこう言うだろうか? といったシミュレーションが続き、12年の間にもキャラクターが育ち続け、描かれていないキャラクターの性格にも深みが増しています。次の亥年にはまた違ったイノシチの物語が描かれるかもしれません。

「イノシチ 旅に出る」の魅力3:ターゲット設定自分、時代のトレンド、世界のトレンドを一切無視

誰かのために描いた作品ではなく、愛着のみで描かれた作品から読み取れる作者の想いを読み解くのも楽しみ方の一つです。そこには打算のない、純粋なキャラクター愛が込められています。

「イノシチ 旅に出る」の魅力4:イノシシ・イモ・キノコに対する執着

イノシチが街で似顔絵描きをしている時に座っている椅子や、キノコ博士、キノコの神様、キノコフェスティバルなど、とにかくキノコを出しておけばイノシチらしくなるというほどに、イノシチとキノコはとても緊密な関係にあります。それは「イノシチ 旅に出る」も例外ではありません。ほかにもイモやコンニャクなど、素朴なモチーフが随所に現れるのもイノシチの味わいの一助になっています。

「イノシチ 旅に出る」の魅力5:笑いのツボがドリフ

ドリフ好きの作者が描いた物語なので、随所にドリフ的なドタバタ劇が織り込まれています。幅広い世代に安心して楽しんで頂けるのもイノシチの魅力です。

そんな作者の愛が詰まった作品「イノシチ 旅に出る」。是非お手に取って頂けると嬉しいです。
長文ご拝読ありがとうございました!

イノシチ 旅に出る
https://inoshichi.booth.pm/items/2547258

あらすじ:イモガラ島に暮らすイノシシの「イノシチ」は、以前ひょんなことから幻のキノコを発見して一躍〝賢者〞として有名になってしまった、ちょっと内気な絵描きの青年。 ある日、親友のシシゾーが彼をグルメ巡りツアーへ誘いに来る。ちょうどそこへ、イノシチのバイト先の居酒屋が突然崩壊したというニュース速報が。そしてシシゾーもまた、勤め先のスポーツジムをクビになっていた─。 事情は違えども、偶然同じタイミングで束の間の自由を得た彼らは、行く先々で顔見知りの仲間たちと出会ったり、様々な騒動に巻き込まれたりと珍道中を繰り広げるのであった!

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